地方の歯科医

今や地方にも数多くの歯科医が存在します。医歯薬系の中で一番充実しているのは歯科医でしょう。その現在数はコンビニよりも多いと聞きます。確かにわたしの住んでいる近所では少し歩くだけでたくさんの歯科医院を通り過ぎるものです。美容院に通う感覚で予約しても、人気のある医院は一ヶ月待ちと言う状態も多くあります。何故こんなにも歯科医が飽和状態なのか疑問に思いますが、それだけ優秀な歯科医が輩出されている事と、医歯薬の中で歯科医コースが人気の部類に入っていると言う事が要因なのでしょうか。歯科医師国家試験の合格率は年々高くなっていると言うのに。
歯は芸能人ではなくても生物にとって命といえます。げっ歯類ではないので一度失った歯は二度と戻りません。食べなければ生きていけない人間は歯を失わない様に、または失った歯を補うために様々な技術を開発して来ました。
ところで歯科医は地方の中でも田舎のほうである程、収入が多いと聞いたことがあります。わたしが住んでいる様な中途半端に都会ならいくつでも歯科医院は点在しますが、田舎の方になると歯科医一人だけ存在するだけで、後は歯科衛生士も雇わず助手のみという経営をしている人もいるらしく、その場合はお給料の支払いが少ない分、利益が多くなるらしいのです。経営体制にもよりますが、それはかなりの違いではないかと感じます。確かに都会の方になる程歯科医院はコンビニの様に存在するので、これからの歯科医はこの競合状態を勝ち抜かなければ儲からないだろうと思います。
現在医歯薬の専門を勉強している人で将来開業を考えているなら、歯科医の少ない田舎の方で開業することを視野に入れてみていいかもしれません。